Zita the Spacegirl　レビュー
Ben Hatke 作
First Second 出版

今、宇宙が熱い！
おてんば少女ジータの胸躍る冒険物語。

初めまして。共同投稿者の96 takewaofu と申します。
今回はZita the Spacegirl の紹介をさせて頂きます。

今作は賞も受賞しており、ご存知の方も多いかもしれませんが、その魅力の一端でも
お伝えできればと思います。
※画像多めにつきご注意ください。

Zita the Spacegirl は、いわゆるヒーローもののアメコミとはやや違った、
児童向け（小学校中～高学年程度）のコミックです。
英語も読みやすく、何より絵柄がとても親しみやすくかわいいので、是非お勧めしたいです。


～あらすじ～
友達の男の子、ジョセフとはしゃいでいたおてんば活発な女の子、ジータ。

ジータ「ひーろった！」 右の男の子がジョセフ

その途中で、大きなクレーターを見つける。

穴の底には謎の機械が落ちていた…

「こんなの昨日はなかったよ」



謎の機械



やめようと言うジョセフに、大丈夫だって！とばかりにスイッチを押してしまうジータ。

すると突如ワープゲートが開き、ジョセフが捕らわれて向こう側へ連れ去られてしまった…！

ショックを受けるジータだったが、決意を固め、スイッチを押してワープゲートへ飛び込む。

ぐりんぐりん…

目が覚めると、目の前には見たこともない奇妙な光景が広がっていた。

果たしてジータは友達を助けることができるのか？
今、ジータの大冒険が始まる…！

～仲間たち～
道中、ジータを助けてくれるゆかいな仲間たちもたくさん登場します。その一部をご紹介。

・マウス：つぶらな瞳のねずみ。マウスと呼ばれるのが嫌い。本名はかわいい。

・ストロング・ストロング：気は優しくて力持ち。

「ストロング・ストロングしんせつ」

・パイパー：うさんくさいけど頼りになる発明家。

左端でひっくり返っている人がパイパー。

…などなど。

明るく元気で行動派なジータ。最後の決断には惚れます。

また、ご覧頂いたようにBen Hatke の絵が魅力的で表情豊か！

登場する個性的な異星人やロボットたちもとてもかわいいのです。

全くの私見ですが「大長編ドラえもん」が好きな方にはお勧めです。

「夏休みの大冒険」等のフレーズに弱い方にも是非。

少しおっちょこちょいだけど勇敢な少女ジータ。
ジータと共に見知らぬ星へ冒険の旅に出かけよう！

ジータ「準備はいい？」



※画像に悪意はありません

下記の公式サイトでは、他にもショートコミックが掲載されていたり

ブログではジータのコスプレをした女の子達の写真もあり、

その人気をうかがい知ることができます。

また、公式サイト内のトレーラーを見て頂ければ、大体の雰囲気はつかめると思います。

そう、長々と書いてきましたが実はほとんど無駄なわけです。すみません！
で　も　書　い　た　！

公式サイト（リンク）

2014年9月現在、続編も2冊出版され、3冊で完結しています。
本作1巻を読んでご興味を持たれたら、ぜひチェックしてみて下さい。
※リンクはいずれもペーパーバック（TPB）版です

1巻 ： Zita the Spacegirl （本作）

2巻 ： Legends of Zita the Spacegirl

3巻 ： The Return of Zita the Spacegirl


【 追記 】
裏表紙もいいのですが、なかなかネットで見かけないので掲載しておきます。
重要なのに表紙にいないパイパーやストロング・ストロングもここに。